1区教室の年中、年長クラスの第6回目の授業が終わりました。次回はテストをおこないます。
6領域の中でいうと、「生活・その他」のジャンルです。
年中クラスは手先の巧緻性というテーマで、年長クラスは分類というテーマで授業をおこないました。
手先の巧緻性とは、簡単に言うと指先を動かして脳を刺激するということを目的にしており、はさみ、ひもなどの道具を使うので、結果的に器用さも同時に身につけることができます。子どものやることですので、例えばハサミで紙を切っても切り口が汚い、まっすぐ切れない、など大人の視点では一言いいたくなると思います。しかしここは我慢です。子どもなりに試行錯誤して、上手に切れるように、上手になぞれるように頑張っています。同時に少しずつ集中力や忍耐力も育っていくのです。授業では使いませんでしたが、折り紙も、手先の巧緻性を高める一つの方法です。
分類とは、仲間分けです。例えば、台所にある食器や道具を、用途や材質にわけて仲間分けします。包丁、まな板、フォーク、おはしを「料理をするときに使うもの」、「金属でできているもの」、「木でできているもの」など様々な言い方で分類することができます。特に用途は目に見えません。見たものが全て、というのが幼児の思考ですので、普段と違った視点で物を見ることになります。分類の練習は、算数・数学でいう「集合」という概念の土台につながります。実は小学1年生の算数の教科書は、集合から始まります。
次回はテストです。学習した範囲ですが、少し背伸びする内容も含まれます。どのような結果になるか今から楽しみです。