第8週 授業


更新が遅くなりました。すみません。


さて、第8週の領域は位置表象でした。位置の表し方についての学習です。

上下、前後、左右を使って場所を表すわけですが、ここでも順序数が出てきます。


前回の授業報告のブログでも書きましたが、集合数(個数を表す数)と順序数(順序を表す数)の理解も同時に必要になるため、幼児にとっては認識を獲得するのに時間がかかります。


年中クラスでは右手の理解、方眼上の位置の理解の導入、年長クラスでは左右の理解と方眼上の位置の理解の基礎をおこないました。


年中では、そろそろ右と左の区別をつけていく必要があります。授業では右手にシールを貼って、わかりやすくしました。シールでなくとも、輪ゴムをはめる、でも結構です。家庭内でもどんどん右手、左手、という言葉を使って、生活の中でトレーニングをしてください。


年長クラスでは、地図上で左右を理解するという少し難しいことをおこないました。例えばミニカーを操作して、地図上を右に、左に、動いていきます。これは運転手の立場になって左右を考えなければならないため、難しいのです。地図をぐるぐる回すことなく、です。このようなことも、しっかり何回も練習して体験すれば年長のうちにできるようになります。幼児に秘められた力というのはすごいです。


余談ですが、運転手の立場に立って左右を考えるというのは、「視点を変える」練習になります。子どもの思考力を育てるために必要なことの1つです。



さて、方眼上の位置の理解について、方眼上ですので、縦軸と横軸の2つを考えなければなりません。最終的には「上から2番目の左から3番目」というように理解し、言えるようになることが目標です。小学校の算数ではグラフの座標の理解につながる内容です。小学4年生程度で学習します。実は2つの軸で表す方眼の理解というのは、幼児にとってはなかなか難しい内容なのです。特に左から〇番目、右から〇番目、という表現を理解するためには時間がかかります。


まずは、例えば4×4の方眼であれば、「上から2番目」の場所は4マスあるということを感覚的に理解する必要があります。今回はそれが体感できるように年中さんも年長さんにもおはじきや積み木を操作してもらいました。



次回は数の領域、一対一対応の学習をおこないます。これも奥深いので、また紹介します。

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