第15週【数】授業

最終更新: 1月30日

夏休みも終わり、こぐま会の授業も再開となりました。一時帰国中の方も全員ホーチミンに戻り、再びみんな揃って授業をおこなうことができてうれしかったです。


さて、今週のテーマは6領域の「数」。量の等分を学びました。

いくつかあるものを2等分、3等分、4等分するというわり算につながる内容です。


いま幼児の時点で、たとえば6を2等分したら3、12を4等分したら3、というように覚える必要はありません。もっとも体験してもらいたかったのが「等分するとはどういうことか」、という点です。


事物を使うならば、このようにします。

12枚のトランプを3人に分けるとき、3人に順番に1枚ずつ配ります。

全て配った後に1人分を数え、みんな4枚ずつ持っていることを確認します。


少しレベルを上げると、

13枚のトランプを3人に分けるとき、3人に順番に1枚ずつ配ります。

全て配った後に1人分を数え、みんな同じ数ずつ持っていることを確認します。

もし一人だけ4枚ならば、みんな同じ数にするためには1枚余らせればよいということに気づかせます。



ペーパーに描かれた問題の場合は、おはじきやトランプのように動かせないので途端に難しくなります。授業で指導したように1本ずつ線を引く方法でおこなうと紙面上でも等分できますので、そのように復習時は指導してください。



最後に、今回の授業はわり算につながる、と書きましたが、同時にかけ算の土台作りもおこなっているとお考え下さい。


12を4等分したら、結果として「3つのまとまりが4つ分」できます。

見方を変えると、「3つのまとまりが4つ分で12」です。


このように、わり算とかけ算は表と裏の関係なのです。

日本では小学2年生でかけ算、3年生でわり算を学びます。しかし、かけ算とわり算を同じ学年で学ぶ国もあるのです。ベトナムもそうです。


教育者の間で、どちらの方が子どもの理解、概念形成により有効なのかは意見が分かれますが、保護者の方がこれを知っているだけで、子どもの勉強の見方をより多面的に見ることができると思います。


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