第30回【その他】授業

最終更新: 1月30日


第30回はその他の領域です。

年中クラスは「行動観察・手先の巧緻性」、年長クラスは「法則性の理解」です。


行動観察とは幼稚園受験や小学校受験で定番のテーマで、例えば子どもに自由に遊んでくださいと指示を出したらどんな遊びをするか、どうお友達と関わるのか(社交性)、といったことを観察します。一人遊びを始める子、一緒に遊ぼうとお友達に声を掛ける子、おもちゃを取り合ってしまう子、様々ですが、大人の求める「社交性」を押し付けてはいけません。介入するなら、子どもにすべき言動を考えさせる必要があります。


手先の巧緻性では運筆がテーマでした。特に年中期は指先運動を用いて脳を鍛えることが非常に大切になります。「指先は第二の脳」と呼ぶ先生もいるほどです。何度も授業や宿題で練習してきているため、子どもの上達を確認することができます。



法則性の理解は、第24回に引き続き「記号の規則性」(〇×△□〇×△□〇×△□…)をまずおこないました。その後は回転推理です。例えば下のような観覧車を用意して、次のように問いかけます。


・くまが馬のところに動くと、パンダはいま誰がいるところに動きますか。

・キリンがウサギのところに動くと、いまサルのいるところには誰がきますか。




ばらクラスを始めたときには「こんな難しい問題はたしてできるようになるのか」と不安でしたが、これまでの積み重ねと、こぐま会の3段階学習法と事物・対話教育に即して授業をおこなうと、できるようになります。


ここで大切なポイントは、正解したら終わり、なのではなく、子どもが答えたら「どうしてそう考えたの?」としっかり考えの根拠を聞くことです。こぐま会創業者の久野先生の言葉でもありますが、「類似問題を数多く解くことではなく、1つの問題を如何に考え抜くか」が大切なのです。頑張って説明しようとする過程(言語化の過程)で、思考力は身についていきます。大人の問いかけ次第です。



第31回からはステップ6の授業に入ります。

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