第4週 授業


第4週は6領域のうちの図形でした。図形の学習は折り紙をハサミで切って三角2つに分けたり、三角のパズルを組み合わせて他の形を作ったりと、手で操作することが多く、子どもにとってなじみのある学びだと思います。図形の問題は小学校受験だけでなく、中学・高校校・・・と上の世代の受験でも多く出題される分野で、その内容も多岐にわたります。


授業では、基本図形の理解や認識を深める学習をおこないました。

基本図形とは、こぐま会では丸・三角・真四角・長四角・ひし形の5種類と考えています。まず年中・年長ともにこの名称をきちんと言えるようになることを目指します。授業で言えるようになっても、数日たつと忘れてしまうため、たとえば折り紙とA4の紙を並べて、「どちらが長四角で、どちらが真四角だっけ?」と、これらの5つの名称を子どもにとって身近なものにしてあげてください。



次に図形の分割と構成です。

図形の分割では、例えば真四角の折り紙を対角線に切り、三角2つに切り分ける。真四角を長四角2つに切り分ける。という作業をおこないました。図形の構成では、三角のパズルを組み合わせて、真四角を作ったり、大きな三角を作ったり、という分割とは逆のアプローチです。

三角や四角などの基本図形のパズルは、市販教材があるくらい広まっています。家庭学習や幼稚園でも触れる機会はあると思います。しかし「図形を分割する」という方面からのアプローチは見落とされがちです。真四角を等分して、三角や長四角に切り分ける、という体験は図形の認識を育てることに大きく貢献しますし、量の等分についての感覚も養うことができます。


あくまで一般論ですが、男の子に比べて、女の子の方が図形の学習が苦手になる傾向にあるような気がします。幼児だけでなく、小学生を見ていても、です。女の子の場合、男の子に比べて工作やパズルなどに触れる機会が少ないのかもしれません。ピクチャーパズルのようなもので遊ぶ機会があれば遊びながら感覚を養うことができるので、ぜひ玩具の1つに取り入れ、ぜひ遊んでみてください。(12~30片くらいのものがよいです)




図形の学びの順序ですが、

幼児のうちは「三角とは、角が3つある形」という言い方で大丈夫ですが、小学生になるとこのように学びます。


「3つの辺でかこまれた図形」


3つの辺でかこまれているから、頂点が3つあり、角も3つある、という認識です。図形を辺に注目してとらえる練習は、こぐま会のカリキュラムでも徐々にでてきます。年長クラスでは今回の授業でおこないました。棒を使って図形を作るのです(例:3本の棒で三角をつくる)。長四角の場合は、異なる長さの棒を2本ずつ使わなければならないため、少し難易度が上がります。



最後に、三角や四角を自分で描くという内容が授業内にありましたが、カリキュラムの中で扱うのは今回だけではありません。1年を通して年中の間は少しずつできていけば大丈夫です。年長ではある程度きれいに正三角形を描けるように目指します。


図形の学習は奥が深く、終わりがありません。だからこそ市販の教材やおもちゃも多数あります。お子さまの興味の引きそうなものを、ぜひ取り入れてみてください。こういう視点でおもちゃ売り場や文具店などに行くと、父母の方も、いつもとちょっと違う視点で考えなければならないため、なかなか面白いと思います。




最後に、理科実験イベントに来て下さった方、ありがとうございました!いろんな体験をしてもらいたいので、またお楽しみ系のイベントを企画します!お友達も誘って、ぜひまたご参加ください!

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